「なぜクボがベンチ要員なのかハッキリした」5試合ぶり先発の久保建英に地元紙が辛辣評価(サッカーダイジェスト)
現地時間11月3日に行なわれたラ・リーガ第12節で、バジャドリーのホームに乗り込んだマジョルカは、0‐3で完敗を喫した。
前節、移籍後初めて出番をもらえなかった久保建英は、5試合ぶりにスタメン出場。いつも通り果敢に仕掛ける姿勢は見せたものの、インパクトを残せず。68分に交代を余儀なくされている。
地元紙『Diario de Mallorca』はこの日本代表MFのパフォーマンスを紹介する記事を掲載。「クボがチャンスを手放す」という見出しをつけ、次のように綴っている。
「クボは、ビセンテ・モレーノ監督から与えられた、疑う余地のないそのクオリティーを示すチャンスを活かせなかった。この日本人選手が快適にプレーできるのはトップ下だが、この試合では右サイドに入った。8分や54分のプレーなど、中央に入ってきてチャンスを構築したが、どちらも仕留めてくれるストライカーはいなかった」
リーガ・エスパニョーラは第12節を終えました。20チームで構成されるリーグでホームアンドアウェイ方式で一つのチームと2回試合をします。自分のチームとは当然やらないので2試合を引くと1年間で38節あることになります。ということはもう既に約三分の一が終わったことになります。
久保建英選手はシーズン開幕当初からマジョルカにいたわけではなく、さらに出場機会のなかった試合もあったので、12節を終えたとはいえ12試合に出場することは出来ていません。さらに後半途中から投入されたり途中交代で下がったり、出場時間はさらに短くなるわけですがそれでも今シーズンのマジョルカでの主立った成績と言えば9試合に出場してアシスト1つのみ。はっきり言って目立った活躍は全くできていないと言っていいでしょう。
やはりゴールが欲しい!チーム力があってこそゴールチャンスも増えるのでその点においてはマジョルカでは厳しいものがあるかもしれません。しかし数字を残さないといくら華麗なドリブルをしても守備に貢献しても評価は低いままだと思います。
ライバルと目されたレアルのロドリゴ(18歳)は3試合で2得点しています。既にはるか先を行く存在になってしまっていますが久保選手もバルセロナ下部組織では得点源として活躍していました。早く得点がみたいところです。1点入れたら気が楽になるかもしれませんしね。
次節は11月10日(日)のビジャレアル戦です。今回ダメだったのでまたベンチスタートかもしれませんが活躍を期待しています。