「憮然」は「腹を立てている様子」、5割超が“誤用” 国語世論調査(産経新聞)
「憮然(ぶぜん)」の意味を本来の「失望してぼんやりとしている様子」ではなく、「腹を立てている様子」だと思っている人の割合が56・7%に上ることが29日、文化庁が実施した平成30年度の「国語に関する世論調査」で分かった。「砂をかむよう」や「御の字」も、5割前後が本来の意味とは異なる使い方をしていた。
私はもちろん間違っていました(ぉぃ)
誤用とされるということはまだ意味が転じてないということですね。最近ネットでは以前は誤用とされていた表現の方が正しいと思えるぐらい誤用の意味の方が使われているような言葉が多いですね。例えば「確信犯」とか「敷居が高い」とか。「見切れてる」は本来どっちの意味もあったのかな?
確信犯…自分の信念に基づいて行われる犯罪
今では「悪いとわかっててやってる」って感じですね。
敷居が高い…不義理なことがあってその人の家に行きにくい
今では「気軽には行きにくい、気軽には手出しできない」みたいな感じになってしまっています。ハードルが高い的な意味に。
見切れている…映ってはいけないものが映ってしまっている
今では「画面などに収まり切らずに一部切れてしまっている」という感じです。
まあ言葉は時代とともに変わっていくものですから過渡期にあれば違和感を覚えるでしょうがそのうち慣れるかもしれません。「こんばんわ」とかも一般化するんだろうか…、いやだなぁ。あとネットでよく多いのが「間違え」ってやつですね。「〇〇の間違えです」みたいに使ってる人がいますが「間違い」でしょう。名詞として「間違え」なんて普通聞いたことも見たこともないと思いますが最近は多いです。予測変換のせいでしょうか。あとは「しづらい」が「しずらい」とか。つらいんじゃなくてすらいのか君は。なんて言っていたらきりがないんですが気になって仕方がない。