現在開催中のラグビーワールドカップ日本大会は本日10月2日(大会第11日)に大分市の大分スポーツ公園総合競技場でプールBのニュージーランド対カナダ戦が行われ、ニュージーランドがカナダから9トライを奪って63-0で大勝し、初戦からの2連勝となりました。
これで勝ち点は9となりましたがイタリアが勝ち点10を挙げているためプールBでは現在2位となっています。敗れたカナダは2連敗となり、プールBの最下位に沈んでいます。
9トライは今大会最多となります。9トライ全部のコンバージョンを決めたリッチー・モウンガがプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(その試合のMVP)に選ばれました。トライとコンバージョンで7点×9で63点ってことですか。ほえー。
ラグビーの得点についてはこちらに少し書いてありますので良かったらどうぞ。
今大会での最多得点と最大得点差は、9月28日の南アフリカ対ナミビア戦でのスコア、57-3だったのですがその両方ともこの試合で更新されたことになります。カナダも頑張ったけど0点って悔しいですよね。日本が次回対戦するサモアもスコットランド相手に1点も取れなかったですけど。
この試合では兄弟3人がニュージーランド代表というバレット3兄弟が全員スターティングメンバーとして出場し、さらに3人ともトライを決めるという素晴らしい活躍ぶりでした。バレット兄弟は実家が牧場で家にゲームもなかったので子供の頃から外を駆け回っていたらしいです。
過去の日本も…
大敗したといえば日本は1995年に開催されたラグビーワールドカップ第3回南アフリカ大会でニュージーランド相手に17-145で敗れています…。ちなみに1試合における最多失点、最多失トライ(21トライ)のこの記録は未だに破られることのない悲しい記録となっているようです。
ラグビーゴーグル初登場!
この試合でラグビー用のゴーグルを着用して出場する選手が現れました。ラグビー用のゴーグルは今年5月に着用が認められるようになったらしいです。それがこちら。
ニュージーランドのアーディ・サヴェア選手は左目の視力が低下してきており、それを守るためにゴーグルを着用することにしたそうです。
NEWS | @ardiesavea will wear rugby goggles to protect his vision in the #RWC2019 match against Canada on Wednesday.
FULL STORY 👉🏽 https://t.co/pAeToeEVUb #NZLvCAN pic.twitter.com/5qSwYZ2612
— All Blacks (@AllBlacks) 2019年9月30日
🥽 SAFETY FIRST! @ardiesavea becomes the first player to wear protective rugby goggles at the Rugby World Cup.
— All Blacks (@AllBlacks) 2019年10月2日
激しいスポーツですから大事な部分を守りつつ安全第一でプレイできるというのは素晴らしいことですね。