ラグビーワールドカップ日本大会の1次リーグのプールA、日本対アイルランドの試合が28日静岡県袋井市の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで行われ、世界ランキング9位の日本は、世界ランキング2位(ついこの前まで1位でした)の優勝候補の一角であるアイルランドを19-12で破り、ロシアとの開幕戦に続き、2連勝となりました。素晴らしい!やったーーーーーーー!!!
アイルランドに先制のトライを含め2つのトライを決められましたが、日本も田村優選手がペナルティゴールを3本決めて9点を獲得し、前半は9-12と食らいつきます。ここで離されてたら勝利はなかったかも。後半には18分に途中出場した福岡堅樹選手が逆転のトライを決める大興奮の展開。素早いパスからのトライは痺れました!
ラグビーの得点
ラグビーでは次のような得点方法があります。( )内は略号。ちなみに私は素人ですので間違ってたら突っ込んでください(ぉぃ)
トライ(T)=5点
相手チームのインゴール(ゴールラインの向こうのエリア)にボールを持ち込んで地面に着ける。
ラグビーの華ですねー。
コンバージョン(G)=2点
トライした後に行うゴールキック。トライした場所から自陣方向にタッチラインに沿った延長線上の好きな場所からキックできる。
ちなみに90秒以内にコンバージョンキックをしなければならないらしいです。どこから蹴るかゆっくり考えている暇はありませんね。普段から角度と距離を考えながら練習しているんでしょうね。キッカーは誰でもかまいません。
トライするときにゴールラインを越えたらすぐにせずにわざわざ真ん中の方へ走っていってしているのはこのコンバージョンを見越してなるべく角度がゆるくなるようにしてたのかーと試合を見ながら思いました。
ペナルティゴール(PG)=3点
相手チームの反則によって与えられるペナルティキック。反則した場所からキックします。
田村優選手が何回も決めていたのはこれですね。
ドロップゴール(DG)=3点
インプレー中に地面にワンバウンドさせたボールをキックします。
プレー中に突然ゴールに向かってキックし出すやつですね。当然難易度が高いですが決めるとめちゃくちゃかっこいいですね。これが得意な選手がいたらそれだけで勝てるんじゃないの?(素人)
19-12の内容
日本の19点は
トライが1つで5点
それに伴うコンバージョンで2点
ペナルティゴールが4つで12点
アイルランドの12点は
トライが2つで10点
コンバージョンを1回決めて2点
それぞれこのようになっています!
後半はアイルランドに1点も許さなかったんですね。すごい。
これで日本は勝ち点4をゲットし、計勝ち点9。暫定ですがプールAの首位となっています!
ラグビーの勝ち点
あれ?勝ち点9?この間5だったし2回勝ったから10じゃないの?と思った方は鋭いです!私だけかそんなこと思うの。はっきり言って自分はよく分かっていませんでした!(ぉぃ)
ラグビーの勝ち点は
勝ち 4点
引き分け 2点
負けは 0点
なのですが4トライ以上を挙げた場合にはボーナスとして1点もらえます。
さらに、負けても7点差以内の場合には、ボーナスとして1点がもらえます。
先日のロシア戦では4トライを挙げたので4+1の勝ち点5でした。もらえるだけもらったな!しかし今回は勝利したもののトライは1つだけだったので勝ち点は勝利分の4のみ。計9点となっています。相手が4トライも奪えるような相手ではないので勝ち点4をゲットできただけでも大満足かと思われます。
アイルランドはスコットランド戦で4トライを決めて勝利し、勝ち点5をゲット。今回の日本戦では敗れはしましたが、19-12というスコアで点差が7点なのでボーナスの1点を獲得して勝ち点6のプールA暫定2位です。
負けてても食らいついていれば勝ち点をもらえるということで最後まで諦めない試合展開が見られる素晴らしいシステムじゃないですか。ラグビーって他のスポーツとは違うところがたくさんあってものすごく面白いんだなあと改めて思いました。
次回はサモア戦
日本の次の対戦相手はサモア。試合は10月5日(土)、愛知県豊田市の豊田スタジアムで19:30から行われます。3連勝を期待して応援しましょう!